月と海

戯言も書けば文学

DEATH 死とは何か:memo①

「死んだあとも“私”が生き延びることができるか」を考察する上で、下記2パターンのどちらを信じるかが提示される。

 

・二元論(身体+魂)

・物理主義(身体のみ)

 

この両者の決定的な違いは、魂が存在するかどうか。ここの考察で面白かったのは次のような記述。

 

「この魂の存在、目には見えないものの存在を証明するには、魂が存在することで“最前の説明”がつく事柄を見つけること。」というもの。

つまり、魂が存在しないと物理的に説明がつかない、またはおかしな説明しかつけることが出来ない推論があれば、魂の存在証明になる。という考え方。

たしかに。魂に留まらず、五感で捉えられないものに対してこういったアプローチが出来れば、存在の推論を立てられる。数学でXを求めるみたい。目には見えないものを証明するというのに、とても合理的な考え方だ。

おもしろーい!